・「溶接の仕事は人によって向き不向きがある?」
溶接工の仕事に興味、関心のある方のなかには上記のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、溶接工について理解を深めたいという方に向けて「溶接工に向いている人の特徴」や「不向きな人の特徴」について詳しく紹介したいと思います。
ぜひ、これから転職や就職を考えている方は、当記事を参考にチェックしてみてくださいね。
そもそも、溶接とは?
溶接とは、金属部品に加圧や加熱などの加工を行い、つなぎ合わせる加工技術のことです。
そして「溶接工」は、その溶接作業を行う人のことを指します。
溶接工が求められる業界は?
溶接工は、建設業や製造業、造船業などさまざまな業界で需要があります。
働く場所は、主に建設現場や機械の製造工場になります。
溶接の種類
溶接の種類は、主に下記の3種類に分かれます。
実際に溶接工として働く場合は、溶接方法ごとに必要な資格を取得する必要があります。
●融接
融接は、火や電気などの熱を加えることで金属品同士を溶かし接合する方法です。
また、融接は溶接のなかで最も採用されることが多い方法です。
「アーク溶接」や「レーザー溶接」、「ガス溶接」はこの融接に含まれます。
●圧接
圧接は、熱を加えた材料に機械やプレス機で圧力を加えることによって、2つの材料を接合する方法です。
圧接には「抵抗圧接」と「ガス圧接」、「摩擦圧接」などの種類が存在し、材料の種類によってベストな方法を選択します。
●ろう接
ろう接は、金属部品そのものではなく、金属部品よりも融点が低い溶加材を溶かし、金属部品同士の間に流し込むことで接合する方法です。
溶加材には、アルミろうや鈴、鉛などさまざまな種類があります。
溶接工に向いている人の特徴
それでは、溶接工に向いている人の特徴をチェックしていきましょう。
●慎重に作業することができる人
溶接の作業では、火や電気、ガスなどのさまざまな危険物を取り扱います。
そのため、安全に十分注意し常に慎重に作業を進めることができる人に向いています。
●集中力を維持できる人
また、溶接の作業には集中力が必要になり、集中力が切れてしまうと製品の品質が下がったり事故にもつながる恐れもあります。
そのため、集中力を維持できる人に向いています。
●体力に自信がある人
溶接工は、主に立ちっぱなしで仕事を行います。
また、冷暖房の設備がない場所で作業をすることも多いため、夏の暑さや冬の寒さが苦手な人には向いていません。
立ちっぱなしが苦ではなかったり、暑さや寒さに強い人、体力に自信がある人に向いているといえるでしょう。
溶接工に不向きな人の特徴
続いて、反対に溶接工に不向きな人の特徴を確認していきましょう。
●向上心を持っていない人
溶接工は、いわば職人です。
向上心を持って仕事に取り組むことで、技術に磨きがかかっていく仕事でもあります。
そのため、そもそもモノづくりが好きではなかったり、自ら意欲的に学ぼうという姿勢のない人には向いていないといえます。
●コツコツとした積み重ねができない人
溶接工の仕事は、コツコツと丁寧に作業を進めていく必要があります。
大雑把な性格の人やひとつのことに集中して作業ができない人は、ケガにつながる恐れもあるため向いていません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
溶接工の仕事は、危険を伴う仕事でもあります。
そのため、自身を冷静に分析し向いているかどうかを判断することも重要となってきます。
この記事が、あなたが溶接工として働く際の参考となりましたら幸いです。
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